お名紋

[works]

謹賀新年

2010年 寅 年賀状

まじめなトラさん。今年は 少しは まじめに。。

2010年賀状 宛名面(寅紋つき)

宛名面にも紋を入れました。


サイト制作(鎌倉プリントコレクション)

フォトグラビュール(銅版画による写真)って、ご存知でしょうか。

左が銅を腐食させた版
左が銅を腐食させた版

我が家からくねくね道といくつもの坂を上がった先にある工房で
ピーター・ミラーさんにその作品を初めて見せていただいた時、
銅版画って・・・何者だっけ!?と思ってしまった。

たとえば霧のもやもやが、本当に、もやもや~~で、
自然そのものの柔らかさや「感触」みたいなものが、感じられるのです。

芸術作品って、少し離れた所から鑑賞するものとは思うけれど、
フォトグラビュールに限っては手に取ってかじりついて、
その見えない霧の粒を何とか見ようというような、
白(紙地の色)から黒の間にある、判別不能な無限の色段階を
どうにかして見破ってみたいと思うような。
そんな感じ。

ぜひ実物を見ていただきたいけれど、ここに、
ピーターさんにいただいた睡蓮池の作品『Bygones 忘れ物』があります。
和を感じるこの撮影場所は、フィンランドだそうです。

フォトグラビュール作品

ギューッとプレスされた端のへこみ、
ごくわずかににじんで水彩画のようにも見えるインクの乗り、
だけでも伝わるでしょうか。

フォトグラビュールは、一生もの。
一生どころか、何世代も生き抜く耐久性を持つもの。
ピーターさんの作品は、鎌倉近代美術館や、海外の国立美術館に所蔵されています。

 
さて、このたびピーターさんの工房の日本語サイトを制作、
そちらで作品を購入することができます。

フォトグラビュール 鎌倉プリントコレクション 日本語サイト

鎌倉プリントコレクション 日本語サイト
http://kamprint.com/xpress/

ウェブの小さな色世界では、その魅力を伝えきれない。
けれど、少しでも、伝わるように…
今回のお題は
NOT TOO PROFESSIONAL

整った、どれも同じ形でピッタリ揃っている、美しいギャラリーサイト…
典型的なそんなサイトは「 SO BORING 」。

だから例えば「海」シリーズの作品リストページはこうです:

フォトグラビュール 鎌倉プリントコレクション 日本語サイト

サムネイル画像のサイズは、作品の大きさによってマチマチ。
背景の色は、海を連想させる深い青。

個別の作品ページでは、作品がサイト幅からはみ出してしまったりも。

フォトグラビュール 鎌倉プリントコレクション 日本語サイト

その他の要点は以下:
・WordPressにて構築
・日本語を読めない人が見ても”わけのわかる”サイトにする
・本家英語サイトがあるので、サイトのトーンはすべて踏襲。
・(認知の浅い)フォトグラビュールをまずは確実に知って、見てもらう
・インクや撮影場所やサイズなど、様々な側面からの検索を可能にする
・新作追加を容易にする:作品のスペックを固定欄に入力するだけ
・フルデータベース化する&ローカル管理FileMakerとの連携をとる

全部当たり前のことですが。

今回、管理者はピーターさん。
なので管理上は全部英語でできて、でもサイトとしては日本語で表示されるように、といった細かな部分にも、苦心しました。

では、深くて淡くて柔らかくて重い…のに軽い…触覚にも訴えるような…
フォトグラビュール作品を、どうぞじっくりご覧くださいね!

http://kamprint.com/xpress/


寅年オーダーメイド年賀状

モダンなイメージの年賀状用「寅」紋のご依頼
幾何学的な図形で表現しました。

「モダンなイメージで」幾何学模様の「寅」
寅紋(幾何学)年賀はがき、印刷後
2010年・寅紋(幾何学)・年賀状デザイン


2010年賀状素材

2010年賀「寅」シリーズ

2010年「寅」シリーズ、年賀状フリー素材をアップしました。
寅紋は三種類:虎顔の寅、富士山の寅、モダン寅。
http://onamon.com/hello/dozo


たからの庭が、ひらきました

雨、曇り、雨、の 土、日、月、は
一層しっとり潤った<たからの庭>のオープニングでした。

こっそりとお祝い…
ホームページに、”たからの実を運んで来た鳥さん”を飛ばせました。
紅葉が始まった葉っぱや、お母さんリスも加わって、にぎやかに。


それから和菓子作家、御園井裕芙子さんの名刺、カラフルな新デザインを納品。

これからたからの庭を活動拠点とされるということで、
魔法のようにお菓子の花が生まれるデモンストレーションを拝見。

和室でお茶セットをいただきました。

これからたからの庭では、週末ごとに御園井さんの和菓子がいただけるはず。
お楽しみに〜


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