蔵前の<ユニバーサルレタープレス>で、活版印刷を体験しました。
紙の凹み。これに憧れていた。
事前に絵のデータを送って、
製版(樹脂版)していただいたものとの対面から、当日スタート。
絵は、うちのチョビをミシンで一筆書きしスキャンしたものです。
台に貼り付け・・・
インクを伸ばした機械で刷る。
自分で刷るこの機械は「手キン」と呼ぶ。インクは信じられないほど薄っすらと。
4種の紙に、計20枚、刷り上がり。
・・・
・・・と書くと、
なんと一瞬なのでしょう!!
体験前に想像していたのは、まさにこのテンポ。
「製版してもらったのを、押すだけ」
トンデモナカッタ。
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インクはネットリかたく。
その「米粒大」を、クレープ大にまで…伸びるんですこれが。
4つの固いネジをすこーしずつ、機械の調整は、最難関。
試し刷りー調整ー試し刷りー調整ーーーー延々・・・・
すこーしずつ、的な作業のできない私は、顔無しチョビばかりを刷ってしまい。
結局先生に調整してもらいました。。
完璧に調整できると、押した時「ふわっ」と感じます。(感動)
紙とインクの相性チェック、インクの再調合・・・・
紆余曲折を経て、やっと本番、
全体重をかけてプレス。手真っ赤プレス。
予定時間を大幅にオーバー。
でも、
ドップリ疲れた分だけ割り増しで、大満足。
最後まで丁寧で優しかった、まるこ先生に感謝です。
とても活版印刷向きな方なのだと思います。。(尊敬)
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これだけのものが こもってるんだもの。
活版印刷、魅力的なはずです。