芸術の秋、まっさかり。
鎌倉芸術祭が始まっています。その特別企画のひとつ、
『art project 鎌倉巡空』の公式サイトを制作させていただきました。
art project 鎌倉巡空
http://junku.info/
固有の文化を色濃くうつす鎌倉の「5つの名刹」と、現代の感覚を切り取り”アート”という立体物で表現する「6人の現代美術作家」とのコラボレーション。
寺院が持つ圧倒的迫力の空間と、その空間に触発されて誕生した作品を同時に鑑賞できる、鎌倉ならではのアートプロジェクトです。
寺院空間と作品との正面衝突によって生じるエネルギーが、人々の心に浸透し、新鮮な驚きと感動をもたらす・・。
「鎌倉」と「アート」、その深くて歴史ある関係をベースに、21世紀の日本の心を育てるプロジェクトがスタートします。
渋く、厳粛に、「巡空(じゅんくう)」を表現しました。
お寺 X アーティスト。
禅寺では、厳かに。浄土宗のお寺では、華やかに。
お寺の個性とアーティストの個性が、どんな空間を生み出すんだろう?
芸術家は、その場所の持つ力や意味を受け止める力に優れた人だと思います。そしてそれらを自分の持てる技で増大させるのに優れた。
お寺へ行ってもいつもお花や緑にばかり目が行ってしまう私は、こういう機会に、増大されたその本物の力を味わいに行きたいと思います。